クラウド(Cloud)とは何か?
最近で頻繁に耳にするようになったクラウド(Cloud)、直訳すると「雲」
私のホームページのタイトルにもなっているクラウドは、クラウドコンピューティングを略したものを指します。このクラウドですが、尋ねてみると何となくはわかっているけどフワフワしてつかみどころがないよと雲だけにと感じている方は多いのではないでしょうか?
クラウドコンピューティングは、コンピューターの利用形態のひとつです。
インターネットなどのネットワークに接続されたコンピューターが提供するサービスを、利用者はネットワーク経由で手元のパソコンやスマートフォンで使います。クラウドの特長のひとつは、利用にあたって、コンピューターの場所が意識されない点です。
従来のコンピューターの利用形態では、利用者は手元のパソコンの中にあるソフトウェアやデータを利用していました。しかしクラウドサービスでは、ネットワークを経由して、クラウドの中にあるソフトウェアやデータをサービスの形でつかうのです。
<代表的なクラウドサービス>
・WebMail(Gmail、Yahoo!メールなど)
・データ保管(Dropboxなど)
・スケジュール(サイボウズ、Googleカレンダーなど)
なぜ今クラウドなのか?というと、テクノロジの進歩に伴い顧客からの要望も多様化しスピードが求められるようになってきました。その状況で今までのようにシステムを自社で保有し数カ月、数年かけてシステムを構築していたら、コストも膨らみ、世の中に取り残されしまいます。そこでスモールスタートが可能なクラウドに注目が集まっているというわけです。
○クラウド導入メリット
・システム資産の保有が必要ない
・システム構築期間の短縮
・必要なリソースを柔軟に追加・削除でき効率的でIT投資の実現
・システムメンテナンス不要になり、IT部門の負担軽減
○デメリット
・カスタマイズが難しい
・可用性やセキュリティのリスク ※クラウド事業者に依存