Amazon Lightsail

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概要

Amazon Lightsailは、AWSが提供しているVPS(Virtual Private Server:仮想プライベートサーバー)サービスです。他のAWSのサービスは、機能ごとに1つのサービスとして提供されています。しかしAmazon Lightsailはコンピューティング、ストレージ、データ転送など、WebサイトやWebサービスなどに使うサーバーとして必要な機能を組み合わせ、1つにまとめたパッケージで提供されています。そのため、Amazon Lightsailは、一般的なレンタルサーバーを利用するように、1つのサービスに申し込むだけでWebサイトやWebサービスを作ることが可能です。

Linux と Windows OS、WordPress、LAMP、CentOS など、ワンクリックで起動する事前設定済みのオペレーティングシステム、開発スタック、およびウェブアプリケーションを多数提供されており、用途に合ったものを使うことができます。また、幅広い料金プランでさまざまな仕様のパッケージが提供されているためコスト削減も可能です。

Amazon LightsailとAmazon EC2の比較

Lightsail EC2
メリット 必要な機能がパッケージ提供
※コンピューティング環境だけでなく、ストレージ、スナップショット、ロードバランサー機能、ファイアウォール、DNS機能など、いくつもの機能が揃っている予算がわかりやすく低コスト
※パッケージごとに月額固定料金になっており料金がわかりやすく予算を立てやすい設定が簡単        ※セキュリティ設定が既にされていたり構築も簡単操作
構成の柔軟性が高い ※EC2では必要に合わせて自由に他のサービスを組み合わ可能

デメリット 停止中も課金       ※EC2のリザーブド同様に停止中も課金

柔軟性がない       ※他のAWSサービスから独立し連携が難しく、柔軟な組み合わせができない

料金が分かりにくい  ※料金は従量制で使った分だけ支払うため、月額がわかりにくい

Amazon Lightsailの料金体系

Linuxは3.50 USD/月から、Windowsは8 USD/月からメニューが用意されています。3.50 USD の Lightsail プランを 1 か月間 (750 時間まで) 無料で ご利用いただけます。Microsoft Windows Server をご利用の場合は、8 USD のプランを 1 か月間無料でご利用いただけます。また、マネージドデータベースプランをご利用の場合には、15 USD のプランを 1 か月無料でご利用いただけます。

まとめ

Amazon Lightsailは、安価で使いやすく、小さなサービスをすばやく作るのに向いています。ディレクションチームで小規模なサイトを管理するのには便利そうですが、本格的なサイト運用にはEC2などのサービスを利用をお勧めします。

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