概要
CloudWatchにグラフを添付する機能を使ってみました。この機能を利用することでCloudWatch Eventのアラートメールにグラフを添付することが可能となります。AWSサイトを参考に以下の構成で検証してみました。
気を付けなければならないのが、SESが利用できるリージョンが限られています。SES以外は東京リージョンで実装するため、Lambdaからメールを送付する際のメールサーバの指定は留意が必要です。
Lambda関数の作成
IAMロールの作成
以下のポリシーがアタッチされたIAMロールを作成します。
- CloudWatchReadOnlyAccess
- AmazonSESFullAccess
- AmazonSNSReadOnlyAccess
関数の作成
先ほど作成したロールを指定しLamba関数を作成します。
Githubからサンプルコードをアップロードします。ハンドラを設定します。
環境変数を設定します。
SNSトピックを作成する
トピックを作成します。
SESの設定
SESに送信元メールアドレスを登録します。
CloudWatch Alarmの作成
CloudWatch Alarmを作成します。
動作テスト
Alarmのしきい値を>=0に変更して強制的に通知を飛ばしてみます。
以下のようにCPU使用率のグラフ付きのメールが届きます。