◇試験概要
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験について説明します。
以下のAWSが公開している認定ロードマップも左上に位置する初心者向け認定資格です。
■試験時間 | 80分 |
■問題数 | 60問くらい |
■合格点 | 66%くらい(40問正解で合格という噂) |
■受験費用 | 1万6千円くらい |
回答方法 受験者は 4 つ以上の選択肢から、設問に最もよく当てはまるもの、または回答となるものを選択します(複数選択可)。全体的にはどれも試験の目的が定める出題範囲に合致した、もっともらしい選択肢に見えますが、中には紛らわしい選択肢や誤った選択肢が含まれており、知識や技術が不完全な受験者の誤答を誘うようになっています。 |
下の表にこの試験の評価対象となる分野と全体に占める割合を示します。
分野 | 試験に占める割合 |
1.0 高可用性、コスト効率、対障害性、スケーラブルなシステムの設計 | 60% |
2.0 実装/デプロイ | 10% |
3.0 データセキュリティ | 20% |
4.0 トラブルシューティング | 10% |
受験時に問われるスキル
- AWS におけるスケーラビリティ、高可用性および高耐障害性の設計とデプロイ
- 既存のオンプレミスアプリケーションの AWS への引き上げおよびシフト
- AWS とのデータの送受信
- データ、コンピューティング、データベースまたはセキュリティ要件に基づく適切な AWS の各種サービスの選択
- AWS アーキテクチャのベストプラクティスの適切な使用の識別
- AWS のコストの予測とコストコントロールメカニズムの識別
◇受験体験記
項目 | 内容 |
■目的 | AWSのインフラストラクチャーの基本を学ぶ |
■学習期間 | 2017年1月から2月(2カ月) |
■学習時間 | 30時間(平日5日x1時間x6週間) |
■参考書 | ・合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト
・サンプル問題 ・模擬試験 ・ 「Architecting on AWS」セミナーテキスト |
■セミナー | Architecting on AWS クラウドのベストプラクティス、アーキテクチャパターン、導入事例、および AWS のインフラストラクチャを構築する、その他の実用的な考え方について学習します。 |
■勉強法 | ①「Architecting on AWS」セミナー受講
②合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトの問題を3往復 ③サンプル問題を3回 ④模擬試験の受験(正解率50%) ⑤「Architecting on AWS」セミナーテキストの復習 |
■受験結果 | 70%(1回目の受験で合格) |
■所感 | ほぼ初心者の状態で「Architecting on AWS」セミナーを受講しました。このセミナーを受講したことで試験に登場するサービスについては、おおむね把握できた。しかし、問題集やサンプル問題を解いてみると全く合格圏には届かず。理由として、0か1かというような問題はすくなく、どれも言い回しを変えたり、キーワードを変えたり、選択肢のなかで判断にまよう問題が多いの原因だとおもいます。
出来れば、ホワイトペーパーやベストプラックティス構成について押さえておき、かつ実際の環境で構築を行っていれば、紛らわしい問題でも判断できるようになるという印象です。今回サンプル問題や模擬試験であまりに正解率が低かったので、実際に触りながら理解しながら学習を進めたことが奏功し合格できたと考えます。 |