【MyAnalytics】o365サービス概要

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MyAnalyticsとは?

MyAnalytics は、Office 365 上に蓄積されたワークスタイルビッグデータをAIテクノロジーの活用により分析し、ユーザー個人の働き方を可視化し気づきを与えてくれるパーソナルエージェントです。MyAnalytics の活用により、日々の仕事を客観的なデータで把握できるようになることで、より重要なタスク・関連性の高いメンバーとの協働を促進し働き方の質の向上を実現できます。

具体的には、個人の生産性を高めるために 2 つの要素 「時間の使い方」と「よく一緒に仕事をする仲間」 を確認することができます。会議、メール、業務中、業務後に使った時間の詳細情報によって、正しい時間の使い道がわかります。また、よく一緒に作業する相手や接点が少ない相手からは、どのように共同作業を行えばよいかの情報が得られます。この情報には、読んだ割合、返信時間、共同作業全般の時間が含まれます。

MyAnalyticsが利用可能プランは?

MyAnalytics は、次のプランで標準ソフトウェアとして利用できます。

・Office 365 Enterprise E5 プラン ※\3,810 ユーザー/月相当(年間契約)

・Office 365 Education E5 プラン

・Office 365 Nonprofit E5 プラン

次のプランのいずれかの場合は、MyAnalytics のアドオンを購入することもできます。

・Office 365 Enterprise E1 または E3 プラン ※\440 ユーザー/月相当

・Office 365 Education または E3

MyAnalyticsの主な機能は?

機能 概要
作業時間の可視化 1週間の仕事をどのように時間配分して進められていたか、このダッシュボードで総合的に可視化・振り返ることができます。

今週は会議が多く集中した作業時間がとれなかったので、来週は自分の予定を予めブロックすることで重要なタスクに集中する、といった改善を継続的に進めることが可能になります。

AIによる働き方の質向上を実現するためのアドバイス

自分では意識できていなかった仕事の改善案が見えてきます。特に、メンバーとのコラボレーション状況を分析して、チーム全体に関係する働き方の質向上についてのアドバイスしてくれます。深夜のメール送信を翌朝に行うように変更する、メンバーとの作業分担を進めて効率化する、といった改善を進めることが可能になります。

会議の質を可視化

会議時間の増減に加え、会議の質(傾向)の可視化により、生産的な会議を行えているか振り返ることができます。
会議中の内職(多重タスク処理)が多かった場合、事前に会議のアジェンダ・目的を明確にするよう徹底して会議時間を削減したり、定例会議が多く全員の時間が必要以上にとられてしまっている場合は会議体の在り方を見直すよう部長に提言して必須参加会議を削減したりするといったことが可能になります。

コラボレーションの可視化

日々のメンバーとのコラボレーション状況が把握できるため、他部門との関わりは多くあるが実際は毎回同じような人とやりとりしていた、といったことに気づくことができます。そこで海外にいるメンバーや社外パートナーとも積極的にコミュニケーションをとるように意識することで、最先端の情報を入手できるようになり企画の新規性・クオリティが向上するといったことが可能になります。

メール作業の可視化

メールに費やした時間だけでなく、相手に送ったメールの既読率まで把握することが出来ます。実は一方的にメールを送っただけで仕事がとまってしまっていた場合、その内容に応じて短時間の対面会議を設定したり、Skype会議やチャットによるコミュニケーションをしたり、 SNS(Yammer) などを有効活用することにより、必要な人に必要な情報を共有できるようになり、方針を合わせて効率的に仕事を進めるといったことが可能になります。

ひと言コメント

働き方改革の第一歩としては、十分すぎるソリューションという印象です。まずは自分がどのように仕事の時間を使っているかを可視化するところから初めて見てはいかがでしょうか。

個別オプションで440円/ユーザを高いとみるか安いとみるかは、分かれるところだが、生産性を上げるためには、まずは見える化を徹底して現状を把握するところがスタートだと私は考える。そういう意味では、お安いソリューションという感覚を持つのは私だけでしょうか。

MyAnalytics は、プランまたはアドオンを購入した後、ライセンスを取得したユーザー に対してただちに使用可能になります。データの収集には時間がかかるため、統計は 1 週間ほど経たないと表示されないため、その期間も考えてスケジュールしましょう。

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