MCP 70-533受験体験記

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◇試験概要

MCP70-533の受験体験記の前に、Microsoft Azureについて説明します。

■試験時間:120分

■問題数:48問

■合格点:700点以上

■受験費用:2万円くらい

Microsoft Azureを一言でいうと、マイクロソフトのクラウド プラットフォーム (PaaS/IaaS) です。ウィキペディアにはMicrosoft Azureについて「Compute、Storage、Fabricという3つを核に構成します。Computeは計算資源を提供するサービス、Storageはスケーラブルなストレージ サービス(BLOB、テーブル、キュー)を示唆します。Microsoft Azureのホスティング環境は、Fabric Controllerと呼び、個々のシステムのリソース、ロード バランシング、複製、アプリケーションのライフ サイクルをホストしているアプリケーションが明示的に対処することなく自動的にネットワーク中に共同で使用するようにします。加えて、ストレージ サービスのような大部分のアプリケーションが必要とする他のサービスを提供する様になっている。」と記載されています。難しい説明がされているが、長嶋茂雄さん風に言うと、いわゆる一つのパブリッククラウドで、AWSと並んで、最も有名なパブリッククラウドの一つがAzureです。

世の中の流れとして、システムをパブリッククラウド上に移行する流れがある中で、Azureのクラウドソリューションを理解し、構築することで IT サービスの提供を最適化できる IT プロフェッショナルを求めています。そこでマイクロソフトが、現在そして将来にわたって活躍できる AzureのITプロフェッショナルを育成を目的として作ったのが、Microsoft Azure認定資格です。

現時点のMicrosoft Azure認定資格としては、

○マイクロソフト認定ソリューションアソシエイト(MCSA)

○マイクロソフト認定ソリューションエキスパート(MCSE)

○マイクロソフト認定ソリューションデベロッパー(MCSD)

の3つがあり、これらすべての認定資格に含まれるがMCP 70-533である

MCP 70-533は、「Microsoft Azureインフラストラクチャソリューション実装に必要な知識を習得」することを目的に作成された。

※資格もAzureサービスと同様に日々変化するので、最新の情報は参考URLで確認

参考URL: https://www.microsoft.com/ja-jp/learning/azure-certification.aspx

MCP 70-533を取得することで、Microsoft Azureインフラストラクチャソリューション実装に必要な知識を習得ずみであることを証明できる。

◇受験体験記

項目 内容
■目的 Azureのインフラストラクチャーの基本を学ぶ
■学習期間  2016年1月から3月(3カ月)
■学習時間  50時間(平日5日x1時間x10週間)
■参考書 ・ クラムメディアの問題集

・ mstep模擬試験

■セミナー Microsoft Azure インフラストラクチャ ソリューションの実装

(MCP 70-533 対応) Microsoft Azure インフラの実装 ~ Part 1 仮想マシン編

(MCP 70-533 対応) Microsoft Azure インフラの実装 ~ Part 2 Azure Active Directory 編

■勉強法 パートナー向けのAzureハンズオンセミナーに半日参加後、mstepで基礎固めを行い、クラムメディアで試験対策をおこないました。机上の学習が中心で、Azureの無料アカウント作成しましたが、殆ど触ることなく、試験のための勉強に注力しました。

mstep オンラインは、マイクロソフト パートナーネットワークへご登録のパートナー様に無償で受講いただけるオンライン トレーニングです。マイクロソフトの主力製品を中心に、対象ロール、学習レベルごとに豊富なラインアップをご提供しています。

■受験結果  790点(1回目の受験で合格)
■所感  何のための受験だったか振り返ってみると目的を見失ってしまったと反省しています。試験の申込をして会社にも受験日を伝えてしまったので、合格することを優先させてしまったが、本来の目的としてはAzureの基礎を学ぶことにあったのにそれを見失っていたなぁと反省しております。

それでもPowerShellコマンドやAzureの基本的なサービスについては理解できたと考えています。また、AzureとしてクラシックとRMの2種類あって主流になりつつあるRMが中心ではあるが、クラシックの問題もまだ出題されていました。今後はクラシックの問題は少なくなっていくと思われるが、受験する際に注意すべきポイントだと考えます。

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