Red Hat Insightsとは?

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概要

Red Hat Insights は レッドハットの最新の知見 (insights) を元に システム障害の予兆をプロアクティブに検出して 未然に対策を行うための診断サービスであり、PLANーDOーCHECKーActionの計画的な保守をサポートするサービスです。

Red Hat Insightsを用いたシステム診断イメージは以下の通りです。

ナレッジベースには過去に発生して解決(または対策)した問題が記載されています。そこで、ナレッジベースの情報を元にシステムをチェックすることで、典型的な問題や過去に類似事象が発生した問題を発見することができれば、システムやサービスの停止など業務上の問題として顕在化する前の潜在的な問題に対処することができるかもしれません。

これをSaaSとして実現したのがRed Hat Insightsです。ナレッジベースの記事をもとにRed Hatのエンジニアがルールを作成して自動的に診断を行います。診断結果のレポートを見て対応することができるように、具体的な対処方法が記載され、さらに一部のルールでは対処用のAnsible Playbookを生成できます。

様々なチェック項目がありますが、主に以下のようなものを調べます。

  • Red Hat製品(RHELだけでなく、Red Hat OpenStack PlatformやOpenShift Container Platform、Red Hat Virtualizationなど)の既知の問題とアップデート
  • ISV製品やハードウェアのファームウェア
  • 問題がある設定
  • 問題がある設定とソフトウェアの組み合わせ
  • ログや統計情報で出力された警告やエラー

Red Hat Insightsの仕組み

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