NTTコムとマイクロソフトがハイブリッドクラウド同盟

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年3月、NTTコミュニケーションズと日本マイクロソフトがクラウドサービス事業で協業。プライベートクラウド事業拡大を図りたいNTTコムとAWSを追走へ販路拡大したいマイクロソフトの思惑が重なり実現した。

NTTコムは、2017年4月からプライベートクラウド(EnterpriseCloud)とAzureを組み合わせて顧客に販売を始めました。具体的には、AzureSiteRecovery/ AzureBackup/ AzureVirtualMachines/ AzureStorageをEnterpriseCloudのオプションとして提供し始めた。また、ハイブリッドクラウド全体の利用状況や障害状況をリアルタイムに確認できる専用ポータルも準備されます。料金請求も一元化するなど顧客の利便性を追及している所が新サービスの肝となります。

さらにNTTコムは24時間監視やトラブル検知・復旧といった運用全般を代行するマネージドサービス(GlobalManagementOne)をセットで提案する。

!ポイント GlobalManagementOneの特徴

特徴 概要
サービスの概要 企業のICTシステム運用をサポートするリモート・インフラストラクチャ・マネジメントサービス(RIMサービス)です。海外拠点、お客さまが構築したオンプレミス、または他社サービスなどを含むICTシステム全体の運用管理を、24時間365日ワンストップで提供します。
サービスの強み ICT環境にあわせ、ITインフラから業務アプリケーションまで60以上のサービスメニューより必要なものだけを選択し組み合わせることが可能かつ、多言語でのサポート対応。
サービス導入メリット ・トラブルシューティングの時間短縮
・人為ミス回避による品質の向上
・システム運用標準化の推進
・工数削減における運用コストの削減

ひと言コメント

国内クラウド事業者は、2強と戦う姿勢が薄れ事業の柱をパブリックからプライベートクラウドへシフトさせる傾向が見え始めた。これからはハイブリットクラウドを前提としたサービス展開が準用になってくると予想される。NTTコムのハイブリッドクラウド一元管理可能な専用ポータルもその流れに一環と感じました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする