SoE(Systems of Engagement の略)とは?

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SoE(Systems of Engagement の略)とは、ユーザーとのつながりを重視して設計されるシステムを指します。

Gartner社が提唱している、ITシステム分類のひとつで、別名モード2ともいいます。 従来、情報システムというと、経理会計や販売管理、商品管理や人事管理などの基幹系システムが主流だった。手間のかかる作業をシステム化することで効率を上げてコスト削減を図るのが主な目的でした。こうしたシステムは、高い信頼性や安定性が求められるため綿密に計画して、順序立てて開発を進めていく、ウォーターフォール型開発が向いていました。こうしたシステムをSoR(別名、モード1) といいます。

一方、Webサービスや IT を基盤とした新しいビジネスの分野では、事業展開にも開発にもスピードが求められる。まずはサービスを開始して、必要に応じてシステムを増やしていく、あるいは改善していく。完璧を求めるのではなく、より実用性の高いものを目指す。そして、従来からある仕事をシステム化するのではなく、Web や IT を使って新しい仕事や価値を生み出していく。こうした情報システムを、モード2 あるいは SoE と呼ばれます。SoE のことを「攻めのIT」ということもあります。

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