Red Hat OpenStack Platformの構成要素
Red Hat OpenStack Platform では、アンダークラウドと オーバークラウドで構成されます。
| 構成要素 | 説明 |
| アンダークラウド | アンダークラウドとは、Red Hat OpenStack Platform director マシン自体に、アンダークラウドタスクを実行するのに必要なプロビジョニングネットワークとリソースを加えたものです。 |
| オーバークラウド | アンダークラウドからデプロイされたテンプレート設定の成果物である Red Hat OpenStack Platform 環境そのものです。 |
Red Hat OpenStack Platformのデプロイフロー
Redhatが公開しているDIRECTORを用いたインストール手順にそって自分なりの解釈や困ったところを中心にデプロイ手順を紹介する。
■ アンダークラウドのインストール
-1. DIRECTOR のインストールユーザーの作成
-2. テンプレートとイメージ用のディレクトリーの作成
-3. システムのホスト名設定
-4. システムの登録
-5. DIRECTOR パッケージのインストール
-6. DIRECTOR の設定
-7. オーバークラウドノードのイメージの取得
-8. アンダークラウドの NEUTRON サブネットでのネームサーバーの設定
-9. アンダークラウドのバックアップ
-10. アンダークラウドの設定完了
■ コンテナーレジストリー情報の設定
-1. CONTAINER IMAGE PREPARE コマンドの使用方法
-2. その他のサービス用のコンテナーイメージの追加
-3. リモートレジストリーを使用するためのオーバークラウド設定
-4. ローカルレジストリーとしてアンダークラウドを使用したオーバークラウドの設定
-5. SATELLITE サーバーをイメージレジストリーとする設定
■ 基本的なオーバークラウドの設定（CLI）
-1. オーバークラウドへのノードの登録
-2. ノードのハードウェアの検査
-3. ベアメタルノードの自動検出
-4. プロファイルへのノードのタグ付け
-5. ノードのルートディスクの定義
-6. 環境ファイルを使用したオーバークラウドのカスタマイズ
-7. CLI ツールを使用したオーバークラウドの作成
-8. オーバークラウド作成時の環境ファイルの追加
-9. オーバークラウドプランの管理
-10. オーバークラウドのテンプレートおよびプランの検証