AWS構成パターン(データセンタレベルの冗長化)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

構成概要

データセンタレベルの冗長化を実現するために、

ロードバランサーサービス(ELB)

を利用します。AWSは各リージョンの中に、アベイラビリティゾーン(以下、AZ)と呼ばれるデータセンタが複数存在します。利用するAZは選択でき、EC2インスタンスなどのAWSサービスをどこのAZに配置するかは利用者側で自由に決められます。AZ間は高速な専用線で結ばれており、AZをまたいだシステム構築が可能となります。

構成のポイント

  • ELB配下にAZ跨ぎEC2を配置
  • AZ間の通信料はかかるが安価

ユースケース

データセンターレベルの障害を想定する必要があるシステムを構築する場合は、AZをまたいだデータセンタレベル冗長化を実現できる本構成が最適です。東日本大震災など大規模な災害でデータセンタ機能が停止しても継続してサービス提供が必要なケースに同じAZ内でシステムを構築するのではなく、AZをまたいだ構成を検討しましょう。

AWSの場合は、AZごとに初期費用や月額費用が課金されないため、オンプレミスでデータセンタレベル冗長化を実現しようとした場合とくらべ大幅なコスト削減が期待できます。

留意事項

留意事項 内容
すべてのレイヤーにおいて異なるAZへ配置 WEBレイヤーだけでなくDBレイヤーなど全てのレイヤにおいて異なるAZ構成にしないとシステムとしての可用性は高まりません。
 AZ間通信速度 AZ間の通信は専用線で結ばれているとはいえ、AZ内の通信に比べると遅い。DBの同期処理などには十分注意が必要です。
リージョン跨ぎ ELBはAZ跨ぎ冗長構成はサポートしているが、リージョン跨ぎはサポートされていない※2018年2月現在

PoC(Proof of Concept)

想定シナリオ「ELBを用いたデータセンタ冗長化構成手順」について、設定手順を別のページで紹介します。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする