AWS 請求額をモニタリングしアラーム送信手順

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概要

CloudWatch を使用して AWS 予想請求額をモニタリングできます。ご使用の AWS アカウントに対する予想請求額のモニタリングを有効にすると、予想請求額が計算されて、メトリクスデータとしてCloudWatchに 1 日複数回送信されます。請求メトリクスデータは 米国東部(バージニア北部) リージョンに保存され、世界全体の請求額として表されます。

今回は、無料枠内や特定の予算内で納める必要があるひとのために、請求額が所定のしきい値を超過したときにメールでアラートを受け取るようにする手順を紹介します。これらのアラートは CloudWatch によってトリガーされ、Amazon SNS によりメッセージが送信されます。

前提条件

  • AWS アカウントルートユーザー認証情報を使用してサインインする必要があります。IAM ユーザーが AWS アカウントの請求アラートを有効にすることはできません。

AWS 請求額をモニタリングしアラーム送信する設定手順

請求額のモニタリングを有効

1.ナビゲーションペインで [Preferences] を選択します。

2.[Receive Billing Alerts] を選択します。

3.[Save preferences] を選択します。

請求アラーム作成

請求アラートを有効にした後、請求アラームを作成できるようになります。次にAWS の予想請求額が指定されたしきい値を超えたときにメールメッセージを送信するアラームを作成します。

※初めて請求額のモニタリングを有効にした後、請求データの表示と請求アラートの設定ができるようになるまで約 15 分かかります。

1.CloudWatch コンソールを開きます。
2.リージョンを 米国東部(バージニア北部) に変更します。
3.ナビゲーションペインで、[Alarms]、[Billing]、[Create Alarm] の順に選択します。
4.アラーム作成画面で、閾値とメール送信先を指定します。
5.最後に[Create Alarm] を選択します。

通知確認

アラームを作成したタイミングでテスト通知が送信されるので、受信を確認します。

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